作業療法士 ゆずりはです。今回は、ダイエットをする上でとても重要な目標の立て方を紹介します。
この記事は以下の方にオススメします。
- ダイエットが続かない
- ダイエットをしていても達成感がない
- ダイエットのやる気がイマイチ起きない
- ダイエットを後回しにしてしまう
目次
ダイエットはモチベーションが保ちにくく、結局後回しにして続かない
ダイエットはいつもスタートダッシュは早く勢いよく運動やら食事制限やらを始めますが、2日もすれば色々と理由をつけて決めたことをやらずにいつの間にか寝る時間になり「明日はやろう」と結局後回しにしていることが多くなってしまいがち。「夏までに痩せたい」「あの可愛い洋服を着たい」と思うことはあっても、いつの間にか忘れて、お菓子を食べていた経験はありませんか?
ダイエットを失敗させるのは、目標が曖昧だから
ダイエットはモチベーションが保ちにくいものです。それはなぜかというと、目標が曖昧になっているから。
目標が具体的なほどよいことの理由としては、目標達成後のイメージがしやすいということ。
「夏までにやせる」という目標では、夏までにどんな体型で、どんな場所で、どんなことをしているのか、想像がつきにくいですよね。
やせている自分が想像できないということは、今の自分の行動のモチベーションにもなりにくくなります。
では、次の項目にて目標の立て方のキーワードと、目標を立てる上でのポイントを紹介します。
ダイエットの目標は、「SMART」に立てろ
SMARTとは
SMARTとは、企業が注目している達成可能な目標の立て方のことで、よく企業の業績目標を立てる際に使用されている。
SMARTはSpecific・Measurable・Achievable ・Related・Time-boundといった5つの要素の頭文字を一つずつとったものである。
5つの要素を要約すると、以下のようになる。
S:Specific 具体的に
M:Measurable 測定可能な
A:Achievable 達成可能な
R:Related 目標に関連した
T:Time-bound 時間制約がある
これらの5つの項目を満たしたものが、目標として良いものとされている。
次の項目から詳細を説明していく。
S:Specific 具体的に
ダイエットの目標を具体的に考えましょう。
主にダイエットが成功したあとにしたいことについて考えると良いでしょう。
例えば、「大好きなあの人と一緒に海に行きたい」「あのお店でみたショーケースにあったかわいい洋服が着たい」等、できるだけ具体的に考えましょう。
M:Measurable 測定可能な
目標の中に、数値を入れましょう。
目標を立てる上で数値がある方がより具体的になりやすく、わかりやすくなります。
例えば「体重−10kg」「ウエスト−5cm」「ウォーキング30分」「連続100日」等が挙げられます。
しかし、体重やウエスト等体に関する目標は立てやすいですが、可能であれば時間や回数等のダイエットで行動したものに関する数値を目標にしたほうが具体的で達成しやすくなります。
A:Achievable 達成可能な
無理のないダイエットの目標を立てましょう。
例えば「毎日腹筋100回」よりも「毎日最低5回」といった体調の優れないときにでも可能な達成のしやすい目標を立てましょう。
こうすることで毎日の課題のハードルを下げ、目標を達成しやすくなります。
R:Related 目標に関連した
ダイエットと目標が関連しているかを考えましょう。
例えば夏に大好きな人と海に行くことが目標とした場合、たるんだお腹を凹まして、あの人に笑われないように腹筋を毎日最低10回はやる等、目標と実際に行うダイエットの内容が関連するように考えると良いです。
T:Time-bound 時間制限のある
ダイエットに期限を設けましょう。
「夏までに」「結婚式の日までに」等ありますが、日付までを指定するような期限を設けると、より効果的となります。
自分の今のダイエットの目標と比べてみましょう
これから目標を立てる方は、これらの5つの要素が満たせるように目標を考えていきましょう。
また、現在ダイエットを頑張っているという方は、今一度、自分の目標を思い返してみて、「SMART」に沿った立て方ができているかの確認を行ってください。
そうすることで、より目標が明確になり、今後のダイエットに勢いをつけられるでしょう。
まとめ
ダイエットの目標の立て方は、「SMART」に立てること。
SMARTは5つの要素の頭文字を一つずつとったもので、Specific(具体的に)、Measurable(測定可能な)、Achievable(達成可能な)、Related (目標に関連した)、Time-bound(時間制約がある)があります。
5つの要素を満たす目標が立てられると、ダイエット成功後の自分がイメージしやすく、行動に繋げられ、継続して行うことができるのではないでしょうか?
皆さん、ぜひ試してみてください。